ZDNetでThinkPadが見つめる進行方向という記事が公開された。「開発の最前線で陣頭指揮をとる小林氏が近未来のThinkPadを語」っているのだが、その中で次の X シリーズの話題が出ていた。
筆者と ThinkPad
筆者が現在 ThinkPad s30 を使っていて、今度 VAIO TR2 に買い換えるという話は以前書いた。ついに VAIO に浮気してしまったが、実は VAIO に浮気するまではノート PC は ThinkPad 一筋で生きてきたのである。その歴史としては以下のとおりである。
ThinkPad 570 (英語キーボード仕様)
ThinkPad 600 (英語キーボード仕様)
ThinkPad X20 (英語キーボード仕様)
ThinkPad s30 (英語キーボード仕様)
570→600 を除き、徐々に軽く小さくなっていっているのであった。
筆者が ThinkPad を好きな理由
このように ThinkPad 一筋で生きてきた筆者であるが、その理由としては以下のようなものであろう。
- 英語キーボード仕様が普通に入手できる。
- キーボードがマトモである。
- ポインティングデバイスが良い
- 落としても壊れない。
筆者は英語キーボード大好きなので、英語キーボード仕様が手に入ることは譲れない重要な要素である。ThinkPad は伝統的に英語キーボードが保守部品として手に入るため、非常に簡単に英語キーボード仕様になる。またキーボードはノート PC によくある「とても使えないキーボード」ではなく、ちゃんとしたのがついていることも非常に重要なポイントである。
筆者が VAIO に浮気した理由
このように ThinkPad 大好きであった筆者であるが、今回は VAIO TR2 に浮気することとなった。それは ThinkPad のラインナップから小型・軽量な製品がなくなってしまったからである。なぜなくなってしまったのか、それはノート PC を取り巻く状況の違いからではないだろうか。ノート PC を人間が持ち運ぶのは日本だけで、米国人とかは基本的には車で持ち運ぶようだ。そのため小型・軽量なノート PC というものは日本でしか求められていないのである。
次の「X」は軽く、薄く
といった理由でなくなってしまった小型・軽量な ThinkPad であるが。ZDNetで興味深い記事が掲載された。記事によると、IBM社内でも小型・軽量な PC が認知され始めているというのである。そのため、次の X シリーズは軽く、薄くなるというのだ。VAIO TR2 を注文してしまった筆者としては、気が気でならないのである。
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