ソニーは昔から囲い込み戦略に命をかけているように思う。βに始まり 8mm とか DVD とかの一見意味不明な規格戦略も囲い込み戦略の一環であろう。しかしながら、筆者を驚かせる出来事が起こった。
筆者とソニー
筆者も昔は実はソニーの囲い込み戦略にまんまとハマっていた人間で、身の回りのあらゆる製品がソニー製であった。ソニーの呪縛から離れたのは、ソニー製の LD プレイヤーが壊れたときであった。当時は DVD が普及し始めたため LD プレイヤーはパイオニアからしか発売されていなかったため、DVL-919 を購入したのだ。それからしばらくソニー製品から遠ざかっていたのだが、最近 CLIE, SO505i, VAIO ノート TR2 と立て続けにソニー製品を買ったため、ふたたびソニー地獄にはまりそうな気配がしている。
ソニーの囲い込み戦略
そんなソニーの最近の囲い込み戦略といえばやはりメモリースティックとジョグダイアルであろう。メモリースティックは Net MD との関連もあってかポータブルオーディオの分野ではイマイチ囲い込みできてないが、ジョグダイアルについては PC, PD, 携帯電話, ポータブルオーディオなどなど、ほとんどすべてのソニー製品に採用されている UI である。特に携帯電話に関してはこのジョグダイアルのためにソニーから離れられないユーザーも多いと聞く。(実は筆者もそのうちの一人である)
しかしながら、筆者を驚かせる出来事が本日起こった。こちらのページを見て欲しい。これはもうすぐ発売されるドコモの携帯電話の仕様紹介である。ここに次のソニー製の携帯である SO505iS も掲載されているのだが、なんと、ジョグダイアルが付いていないのである。いったいソニーに何が起こったのだろうか。続報を待つばかりである。
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