2003年11月22日土曜日

夜の校舎と窓ガラス

特に尾崎豊の歌に関係ある話ではない。筆者が小学生や中学生のころ何回か校舎の窓ガラスを破壊したことがあった。勿論、夜の校舎に忍び込んだわけではなく、遊んでいるうちに誤って破壊してしまったという奴である。今思えばどう遊べば誤って破壊するのかと思うが、まぁそれはどちらでもいい。

しかし、よくよく思い出してみると窓ガラスを破壊した場合、実費で弁償していたように思う。今思えばそんなの保険入って運用しろよと思うが、まぁそれはどちらでもいい。問題は弁層となった場合、実質的に親が支払っていたということである。

誰の責任?

そもそも子供が窓ガラスを破壊した場合、その責任は誰にあるのだろうか。まぁ基本的には割った本人の責任であり、本人の責任能力がないため親権者たる親が代金を弁償する、といった仕組みなのはわかる。しかしながら学校に入っている間にもこれはあてはまるのだろうか。

たとえば職場ではどうだろうか。職場で仕事をしていて窓ガラスを破壊した場合、まず労働者が弁償するというったハメにはならないように思う。それどころかそれにより怪我をした場合、労災がおりて怪我の治療に関しても本人負担はなかったと思う。まぁこのあたり私も専門ではないのだが、基本的には労働中に事故がおきた場合は会社側の責任ということになっていると理解している。これは労働時間中だけではなく、通勤時や休憩時間においても同様だと思う。

結論

ここまで述べれば十分だろう、明らかに何かがおかしい。筆者の記憶をたどってみても、家庭科の時間に指をぶった切ったり茹でたりしたが、その治療代はすべて親が支払った。通学途中に自動車にひかれた時も、体育の時間に肺に穴を空けた時も同様である。

確かに労働者は過保護ではないかという論もあろう。しかしながら児童生徒はもう少し保護されてもいいのではないか、ガラス代ぐらい親に負担させなくてもいいのではないかと思う今日この頃である。

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