前回の続き。
DarwinPortsインストール
DarwinPortsをインストールする。DarwinPortsはディスクイメージで配布されているので、DarwinPorts-1.0.dmg をダウンロードし、その中の DarwinPorts.mpkg をインストールする。DarwinPorts は /opt/local にインストールされるので、vi コマンドで ~/.bash_profile を作成し PATH を通す。
$ vi ~/.bash_profile
export PATH=/opt/local/bin:$PATH
そしてまずは DarwinPorts 自体のアップデートを行う。
$sudo port selfupdate
これにより手元ではバージョンが 1.001 から 1.101 になった。
次に ports の DB を最新にする。
sudo port sync
あとは sudo port install hogehoge でダウンロード - コンパイル - インストールまで自動でやってくれる。ports も便利になったもんだ。
DarwinPortsStartup
Mac OS X Tigerの自動起動の仕組みは前回の通りであるが、DarwinPortsでインストールした物の自動起動の仕組みを司るのはDarwinPortsStartup というパッケージのようだ。まずはこれをインストールしてみる。インストール方法は以下のとおり。
$ sudo port install DarwinPortsStartup
DarwinPortsStartup をインストールすると/Library/StartupItems の下に DarwinPortsStartup が入る。中身を見ると /opt/local/etc/rc.d 以下のファイルを実行している。つまりは DarwinPorts の自動起動の仕組みは /opt/local/etc/rc.d以下のファイルが起動時に実行される仕組みのようだ。
個別に起動/停止する場合はSystemStarterコマンドを用いる。
sudo SystemStarter {start|stop|restart} "DarwinPortsStartup"
courier-imap
つぎに courier-imap をインストールする。インストール方法は以下のとおり。
$ sudo port install openssl
$ sudo port install courier-imap
本当は courier-imap をインストールすれば芋づる式に opensslもインストールされると思うんだけど、手物と環境では何故かうまく行かなかったので opensslを別途インストールした。openssl のインストール時には zlib が芋づる式にインストールされるのにちょっと謎である。
インストールすると /opt/local/etc/rc.d 以下に imapd.sh, imapd-ssl.shがインストールされ、起動時に自動起動される。個別に起動/停止する場合はこのスクリプトを実行する。
sudo /opt/local/etc/rc.d/imapd.sh {start|stop}
sudo /opt/local/etc/rc.d/imapd-ssl.sh {start|stop}
courier-imap の設定は/opt/local/etc/courier-imap以下のファイルを編集して行う。
とりあえず今日はここまで。
0 件のコメント:
コメントを投稿